2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

さみしい気持ち

以前、ケアしていた子どもの保護者たち(お母さま)から、時々連絡をもらいます。うちの子は元気です。来週、宿泊に行くんですけど、今の時期気を付けた方がいいことはありますか?今度のバザーで案内係なので、来てくださいね!嬉しいです。今日もらったメー…

重大な判断

学校で働いていると、いろいろな場面で命に関わる判断を迫られます。その判断をどうしても看護師がしなくてもいいんだろうとも思うのですが、その時になると、わたしは決めなきゃ、って思っちゃう方で…具体的に言うと、心臓マッサージをするか、とか、救急車…

決めつけること

重症心身障がい児は特にですが、コミュニケーションに障がいのある対象に対して、わたしもしてしまいがちですが、決めつけてしまうことがあります。聞いていてすごく悲しくなるのは、どうせわかんないからどうせできないから…。『どうせ』自分に使っても、人…

得意な人が得意なことを。

特別支援の子どもたち。手助けしてもらわないとできないことはたくさんあると思います。でも、その子たちにも得意なこと、いろいろあります。得意なことを、得意な人がする。人はひとりでは生きられないのだから、それでいいのではないでしょうか?特別支援…

満月の頃

迷信臭くて信じられない、って意見も聞きますが、わたしは満月から人は何かしら影響を受けると信じています。どっちがどっちを引っ張ったり、何がどうなるのか、どうしてなのかわかりませんが、満月には力があると思います。お産が多いのも満月。交通事故が…

好きです。土にはとっても大事なもの。『雪』という字には動詞もあって『雪ぐ(すす・ぐ)』と言うらしい。意味は、祓い清めること。それでも、できれば、ほどほどの降り方にしてほしい。バギーの子どもたちが登校できなくなるから。わがままかな。

3件はしごして

本屋さんに3件行ったのですが現物はありませんでした。 大学病院のそばまでいかなきゃダメかな~。 子どもの摂食・嚥下障害―その理解と援助の実際 作者: 北住映二,藤島一郎,尾本和彦 出版社/メーカー: 永井書店 発売日: 2007/10 メディア: 単行本 この商品を…

医食同源

医ケアの必要な子どもたちの多くが注入で使用している事が多い、経管栄養剤。人工的に作られた、スーパーフード。 すごく考えられて、バランス良く出来ているようです。 2014年に発売になったばかりで、今後主流になるだろうエネーボなんて 経口摂取しても、…

しんどいとき思い出すこと

今の学校の子ども達は、感情の表出が上手です。 よく笑います。 すごくよい顔で。 仕事の事で辛くなったときは、その顔を思い出します。そんな中でも、とんでもなく辛くなったときは、去年なくなってしまったけれど、 命ぎりぎりまで学校に来て、多少のわが…

学校看護師の退職

鳥取養護の集団退職の例はあまりにも有名になりましたが、 実際、私が知っているだけでも、なぜか ”一人残して” 学校の看護師が辞めてしまう、という件を2例ほどあります。 今年度も近隣でありました。

主導。

主導(シュドウ)とは - コトバンク 中心となって他を導くこと。

だれがやるのか?

いつやるんですか? ➡いまでしょ?流行ったのはいつでしたっけ?今どきどこもそうなのでしょうが、いや、昔からそういう件が多いとは思いますが、 学校で多いのが、誰がやるんですか? ➡誰でしょう? で、大概白羽の矢が立つのが教頭先生。 何かあると

もっと広い視点からのいろんな見方、いろんな立場

先日の特別支援の概要は文科省。 看護師を管轄するのは厚労省。

インフルエンザの流行期に入った模様

今年のインフルエンザは手ごわいですね。 A香港型、H1N1型(いわゆる新型)、B型がほぼ同じ割合で発生しているようです。 つまり、はしごがあり得るということ。 流行予想は 『カリフォルニアA型(H1N1)』と、『スイスA型/H3N2』のA型2種類と…

いろんな見方、いろんな立場

昨日の記事、 ecn-shien.hatenablog.com 気管カニューレの誤抜去において再挿入しないなんて! 以下、ありがちな議論の例です。

学校看護師のいろいろ 4

子供たちと楽しく過ごしていると、すっかり忘れてしまうのですが、 何か事が起きたときに、ふっと思うことがあります。 なんでやねん。 わたしの勤めている自治体の方針では、気管カニューレの誤抜去に対して再挿入は行わない、決まっています。 正確に言う…

冬休みが明けて

来年度に向けての話題もチラホラ。ただ、この時期の学校は凄く寒い!物凄く寒い。冬休みの誰もいない校舎は、氷の塊みたいに冷えて、暖冬つけても壁がすべて吸い取っている感じです。そして床は歩く人の足裏から、体温を奪っているはず。今年も、しもやけに…

こころがけていること 1

一般社団法人日本小児看護学会のトップページから、 特別支援学校の看護師が読むと、とても役立つファイルがあります。 『特別支援学校の看護師のためのガイドライン』 わたしのバイブルです。 上記ガイドラインの中で、特に肝に銘じているのは、 p24の「不…

出口問題

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」 平成17年の冬、何気なく見ていたテレビで『出口問題』という言葉を初めて聞きました。 当時、病院勤務だったわたしは、ギリギリのところで助かった命のその後について、 この後、この方はどうなっちゃうんだろう…と懸念す…

学校看護師のいろいろ 3

全国の重症心身障がい児の推計は平成27年春で43000人あまり、 そのうち医ケアを受けながら学校に通っている子どもの数は全国で約7700人(平成26年春) 多いのか、少ないのか地域差もあるので感覚的にはよくわかりませんが、増加していることは…

学校看護師のいろいろ 2

この仕事を始めて「的」の次にぶつかる壁があります。 「医師の不在」です。 訪問看護からこちらの道に入られる方は、あまりぶつかっていないように見えますが、病院勤務からこの仕事に就くと、とにかく不安に駆られるようです。 よく聞くのは、 指示書にも…

学校看護師の求人 

昨日の記事、厚労省のデータによると、平成18年から平成26年までに、看護師の数が倍増しています。 それだけ対象が増えているのですが。 さて、これからの時期、求人があがってきます。 なので、求人と待遇関係のことを少し。 学校看護師として勤めたい方は…

学校看護師のいろいろ 1

学校看護師と医ケアのことを知るには、「特別支援学校」という言葉で検索するといろんなことが出てきます。 支援学校に特別がつくところとつかないところと、その違いはないようです。 以前は養護学校と呼ばれていました。 それで、検索していくと 平成26年…

わたしと医ケア

医療的ケア、長いので「医ケア」とさせていただきますね。 医ケアを必要とする対象は様々ですが、わたしが関わらせていただいているのは学校に登校している児童生徒です。 わたしは一般校、そして支援学校どちらにも勤務したことがあります。 そして当然のこ…

医療的ケアとは?

医療「的」ケア。 コトバンクからの引用になりますが 家族や看護師が日常的に行っている経管栄養注入やたんの吸引などの医療行為のこと。医療的な生活援助行為を、医師による治療行為と区別するために、介護や教育などの現場で定着してきた経緯がある。 ~的…

はじめまして。

学校看護師です。 学校看護師って? 検索で上位にヒットするのは各看護学校。 正式名称ではないのでしょう。 わたしは学校の看護師です。 学校にいる看護師の中でも、医療的なケアが必要な子供たちをケアする看護師です。 この仕事をして10年以上になりま…