学校看護師のいろいろ 4
子供たちと楽しく過ごしていると、すっかり忘れてしまうのですが、
何か事が起きたときに、ふっと思うことがあります。
なんでやねん。
わたしの勤めている自治体の方針では、気管カニューレの誤抜去に対して再挿入は行わない、決まっています。
正確に言うと、当初していましたが突然行わないと決まりました。
- 「あの学校ではしてくれるのに、この学校ではしてくれない(-"-)プンスカ」は困る
- 万が一事故があったときどうするのか?
以上が理由です。
年度の途中までは可能で、医師の指示書にも再挿入の指示があり、行っていたにもかかわらず、です。
以前、別の職場で勤務していたとき、別の子どもの主治医に
誤抜去があった場合、再挿入についてガーゼ等で覆って保護者到着をを待つか、私たちが挿入するか、判断を仰いだとき、
「知らないわよ!私だってこの子にしたことないんだから。いつもお母さんがしてるんだから、お母さんと相談して。」
…ムシの居所が悪かったのでしょう。
その前から、感じていましたが、
医療行為ってなんだろう?
つくづく分からなくなりました。
何もなくて当たり前、それはよくよくわかっています。
でも、保護者がしていることで、保護者の依頼があって、保護者の了解のもと、安全に配慮しながら子どもにする手当(特別の器具を使用する、特別の条件が必要というものは除く)に対して
”一律に足並みを揃える”
という理由でダメ~っていうのは、納得がいきません。
それで、なんとか手立てはないかと、探しているのですが
この中の、『呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連』を取得すれば、よいのでは?
やったー!
と思ったら、遠方でしか研修を受けられず…eラーニングは80万円ですって!ひー
研修、受けたい。
受ける。
時間がかかっても、受ける。
でも、できれば、もうちょっと減免してほしい…