大福になれたらいいのに。

あるところで、医ケアに関してちょっと問題多めの支援学校の保護者の方とお話する機会を得ました。

 

看護師側からだけの話を聞いても、看護師側に改善の余地あるなぁという印象でしたので、一度保護者サイドのお話も聞いてみたかった。

で、お話ししてみて…

ありがたいなぁって言うのが一番です。

 ちゃんと看護師側の事も理解しようとしてくれているのです。

そして

「やめられたら困る。」

と。

これって、すごく期待を込めた言葉なんですよ。

頭数いればいいって仕事に対して言っているんじゃないです。

自分の大事な子どもを預けるのはあなた方じゃなきゃダメなんですよ❗っていう事です。

その証拠に、続く言葉は

「子どもの事をわかって、みてほしい。ただ、それだけなんです。子どもの調子は数値だけじゃないんです!(この子はSpO2が95%以下で早退決定)」

なんです。

 

SpO2について、明日以降また書きますが、わたしにとっては早退の判断の参考にはしても決定打にはなりません。

具合悪いとき、脈は下げようと思っても自力で下げられないですけど、SpO2は元気でも簡単に下がるし下げられますから。

 

なので、母の言うことがよくわかります。

そして子どもの調子に判断がつかなければ、保護者に聞けばいいんです。

母、わたし不安だから聞くんだけど、このくらいは様子見て大丈夫なのかしら?って。

看護師だからってなんでもわかる訳じゃないし、やっぱり、いつもみている人の目にはかなわない。

そして、子どもの事をわかりたいけど不安だから、しばらく待機して様子みてもらえませんか?って頼んだらいいと思う。

 

何かあった時は一大事だから!って看護師が学校を守る盾みたいになるのは、担任が盾みたいになるのは、違うと思う。

 

子どもがあんこだとしたら、保護者と担任と看護師とで皮になって、みんなでふわふわの大福みたいになれたらいいのにって思いました。

 

有意義な時間をいただいて、Sさんに、感謝しています。