重症心身障がい児が学校に通うということ 3
違った個性の子どもが同じクラスで、一緒に学ぶ。インクルーシブ教育!
素晴らしいじゃない!
その様な面もあるのかもしれません。
しかしそれは、わたしが思うに日生面も整い、満足な学習機会が与えられた上で更に、そうなると好ましいと思います。
度々、なんの悪気もなく近づいて行った先に酸素チューブが。→いつも注意を受ける。
起きなくてよい事柄だと思います。
担任の配慮で回避できると思うのです。
そして、それ(配慮)ができる担任とできない担任がいるのです。
そうして、それは仕方ないことも多いのです。
なぜなら、わたしの勤務地だけなのかわかりませんが…
「3月まで工業高校に居ました、4月から医ケアの子ども担任です。よろしくお願いいたします。
医ケアの子どもは初めてです。
え?胃ろうって、お腹に穴空いてるんですが?痛くないんですか?さわって大丈夫なんですか?」
というようなことがしばしばあるからです。
医ケア児を含む重症心身障がい児への配慮は予想もつかない事だらけでしょう。
先日も保護者同伴の学校行事で、時間が押してしまい11時15分終了予定が、11時40分になってしまいました。
それでもとてもよい行事になったので、担任(医ケア児初受け持ち)はとても嬉しかったのです。
下校の会をしっかりやり、それでもまだ話続けようとして、保護者の顔が曇ってきました。
12時を回った時、やんわり
先生、お昼になっちゃいました♪って声をかけたところ、すかさず保護者が
「先生ありがとう。でも、もうそろそろ子どもは注入しないと脱水症状起こします。」と。
そういうことです。