入学に向けて 3-1
今回は、環境面について。
療育に通われているお子さんは問題ない事が多いかもしれませんが、まずは『音』です。
学校って、音が大きいんです。
規模が大きければ大きいほど、
そして一般校より支援学校の方が。
音過敏の子どもが、なかなか慣れない大きな音に、給食の台車がちょっとした段差を越えるときの音があります。
あの、がっしゃん!!(゜ロ゜ノ)ノっていう食器たちがかごとたてる音は、プチ瞬間的建設現場の音です。
その他にも、給食時は音が大きい事が多いです。
そして、子どもたちも朝飲んだお薬がきれてきていることも多く、音で発作ということがよくありますね。
他には、元気な高校生の雄叫びとか、予想外のぶつかる音、物が倒れた音等もあります。
通学時のスクールバスのリフトの音も苦手な子どももいます。
ゆったりした小規模の支援学校から転校してきた小学生の子どもが、半年くらい音にびっくりして泣いていたこともありました。
ですから、いきなりは無理ですが、騒がしいところの経験もあった方がいいと思います。
感染の時期なので、人混みの屋内はちょっと…というときは、暖かくして新幹線のホームの端っことかに新幹線を見に行く、とか、なかなか刺激的です。