伝え方に悩む。
吸引されるのが苦手で、「吸引」って言葉を聞くだけで、息をひそめ、ゼロゼロ音を消そうとする子。
うそーん、って思われるかもしれないですが、いるんです。
もう終わりね、最後だよって言ってからも吸引する人のこと、嫌がる医ケアの子どもも多いです。
子どもたち、結構シビアに吸引のヘタ、うまいを見ています。
で、吸引は誰のためにするのか?なんです。
へ?何を言い出すのか?
実は最近気になっていることがあって。
吸引して痰が引けたとき「とれた!とれた!」って大喜びする方がいらっしゃるんです。
まあ、事実だし、とれてよかったと思います。
ただ、その方そのあと、あまり時間をおかずにゼロゼロし始めてしまうと、
「えー、さっきあんなにとれたのに?」って子どもに向って言っちゃうんです。
吸引は子どものために、
子どもが快適に授業を受けられるようになるために、するんです。
そして、出るものは出るし。
よし、学校にいるうちにすっきりして帰ってもらおう!とか、
さっきの吸引では効果的じゃなかったかな?とか、
誰かに手伝ってもらって呼吸介助してもらおう、とか、
ポジショニング悪く誤嚥したかな?とか、
考える余地はたくさんあると思うんです。
ただね、そのことをわかりやすく、更に気分を害されずにお伝えするにはどうしたらいいか、悩んでいます。
悪気もないと思うし、心の声が漏れてしまっているのかもしれないんですが、
子どもからしたら、すみません、また痰出ちゃって…(´・ω・`)ショボーン
だろうな~って。