スクールバスのこと 2

スクールバスのこと 1 - 学校看護師のひとりごと現状では、と言いました。

保護者の送迎の苦労は知っています。

 

吸引が頻回な子どもを助手席に乗せて、

「信号待ちの度に引きながら来たけれど、今日はこれじゃあいつ着くかわからないから帰ります」って吸引しながらスピーカーフォンにして連絡くれたお母さんがいたこと。

 

子どもの成長で、車に乗せられずぎっくり腰になってしまったお母さんがいたこと。

 

学校ではないけれど、施設に入っている50代の息子さんを、80代のお父さんが「もう車は買い換えられないから」と、セダンのあまり開かないドアに倒れ込むようにのせてること。

 

「子どもがもう一人欲しいけど、リフトつきの車だからこれ以上もう、人が乗れないの…」と言うお母さんがいること。

 

「雪道の運転に自信がないから、雪の日は休みます。」と冬の登校回数が激減する家庭。

 

 

これを解決するには、スクールバスなどの送迎車が用意されると、いいっていうのはわかります。

ただ、その中身をどうするか?

 

わたしが第一に思うのは、子どもの負担がないこと。

知っている限りで今、スクールバスに乗って来ている子どもで、保護者の送迎だと15分、バスルートの関係で1時間30分バスに乗って来ている子どもがいます。

 

なんぼドライブ好きでも、朝食とってすぐにバスに乗って…オムツ満タンになって1時間半、バスに揺られるのが好きな子はあんまりいないと思います。

ましてや冬の雪道、渋滞して2時間以上とか…。

ですから、各所を回るルートには乗せないで欲しいです。

他にも、最低限、ケアの出来る人が乗っていて欲しいです。

 

 

わたしは校外学習等、バスのなかでも必要とあらば吸引します。

しかし、他校では危険だからダメ!ってところもあります。

しないのが危険だとおもうけど。

 

 

あとはどうでしょう、いろんな意味で、直通だといいですね。

融通が効くといいですね。