知られていないということ

障害見舞金:給食中窒息の脳性まひ少年に支給せず 母提訴 - 毎日新聞

 

このニュースに関する、Yahooニュースのコメントを読んで、愕然としました。

 

わたしはこの件を

お金が欲しいとか、この事態を引き起こしてしまった学校に責任を取って欲しいとかそういうことではなく、

スポーツ振興センター(我が子も学校で加入している)へ、

この先、このように残念な事故が起きてしまった場合、等級が変わらなくとも今までより生活が変わってしまったり、負担が増えたりした時、支給があってもよいのではないか(実際に必要になっている)という内容だと理解しています。

 

しかし、コメントには

・お金が欲しいだけ

・教師に介護士の真似させて

・健常者よりお金がかかっているのに

・血税云々

等…

 

わからない。

わからない。

 

 

スポーツ振興センターは独立行政法人だし、掛け金はひとりひとり払っているし…

 

そして、この少年、手足に力が入っちゃうながらも、先生に手伝ってもらって製作したり、楽器をならしたり、

こちょこちょすれば声たててわらったり、

お風呂も毎日入れたり、プール学習もできたりしてたんだろうなって想像します。

 

この事故のあとは、手足は緊張もせず、いつも手にはパルスオキシメーターが付き、シューっシューっって呼吸器の音が聞こえ、お風呂は入浴介助をしてもらえる週1回ほど…

 

私のように、出来なくなったことを数えて辛くなるのもネガティブだとは思います。

ケアに入ってくださる方々との出会いもあったり、違った良いこともあると思います。

 

それでも、家族には事故前より、時間も体力も必要なケアが増えているのは明らかです。

見舞金によって、ひとつでもそこが楽になるような支援を受けられたら、いいなと思います。