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先日の特別支援の概要は文科省

看護師を管轄するのは厚労省
 
 
 

 

昨年看護師が一斉に退職した鳥取の特別支援学校。
30人を5人でみるなら6時間で足りるでしょ?
という記事を、とあるところで見ましたが、文科省的であると感じます。
 
30÷5=6って。
 
例えば、子どもにお昼の時間をずらしてもらうのでしょうか?
 
ご存じない方が多いと思いますが、子どものお昼の取り方はまちまちで、
滴下ボトルからぽたぽたと栄養剤を滴下しを食べてもらう子もいますが、
おなかの胃瘻にチューブをつないで、給食をやわらかーいペースト状にして
注射器で看護師が注入する子供もいます。
口から食べる練習をしてから注入する子、一気に注入できないため小一時間、間をあける子、様々です。
一人当たり換算、という考えでは同時進行はできないのです。
 
 
もちろん、目安となる数字は必要だということ理解しています。
わたしの勤める先の基準では
 
 ○体温調節・呼吸管理・随時吸引・導尿敵便(2回)→2人に1人の看護師
 
ですが、
導尿している間はトイレにこもっていますので、もう一人の吸引には対応できませんよね?
導尿はともかくとして、敵便。
これ、されたことある方はわかりますが、どのくらいの時間がかかるか、めどの立たないケアのひとつです。
 
でも、予算があるので、やっぱりある程度の基準が必要になるんですよね。
なるんです。
なっちゃうんです。
 
で、どうなるか?
 
 
 
 
…それが現状なわけです。
知ってるでしょ?厚労省さん。
 
でも、立場の違いでね、違っちゃうんですよね。
わかるのですが、それでつらくなるのは、子どもと現場です。
 
たすけてー