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学校看護師のいろいろ 2

この仕事を始めて「的」の次にぶつかる壁があります。
「医師の不在」です。
訪問看護からこちらの道に入られる方は、あまりぶつかっていないように見えますが、病院勤務からこの仕事に就くと、とにかく不安に駆られるようです。
よく聞くのは、
  • 指示書にもっと具体的に書いてほしい
  • 手順書を充実して医師にも確認してほしい
  • 緊急時に対応できない
  • 自分の判断がとにかく不安だ
こういった ところでしょうか?
 
また、
  • 何かあったときに自分は守られるのか?
  • 訴えられたらどうしよう(涙)

うまく言えないんですが、わたしもこういった不安を強く持った時期がありました。

 

家に帰っても、

あー、今日のお昼の滴下いつもよ5分早く終わっちゃったけど、そのせいで体調崩してないかな(:_;)

とか、

帰り際の吸引、引けてきた量少なかったけど、帰りの車で痰詰まり起こしてないだろうか(*_*;

とか。

あげたらきりがないです。

また、もしものことがあったときに、蘇生をして戻らなかったらそれは胸部圧迫をしたわたしの責任?!

というのが一番不安でした。

 

ある時、学校に巡回してくださっている医師に言われた一言で、かなり吹っ切れました。

 

 

「あなたは、道端に倒れている人がいたら、どうしますか?ほおっておきますか?

しませんよね。

その人を救命しようとして、故意の過失がなく、一生懸命救命に当たった結果が残念なことになったとしても、刑事的責任を問われることはありません。

まして、毎日献身的にケアにあたっている子供たちの救命ですから。

必要だと思ったら、迷わず救命にあたってください。」

 

その医師のおっしゃったことについて、参考になるサイトを見つけました。

応急手当と法的責任

 

この話の後、わたしは実際に蘇生をしなければならないケースに2回あっていますが、ありがたいことにどちらの子供も、無事蘇生し、また咎められるようなことはありませんでした。

 

ただし、わたしはBLSを受講しています。

www.acls.jp

 学校看護師に限らずですが、医師のいない職場である学校で働くには、頼りになる講習です。